この記事は、2021年3月18日に代表・児玉のブログ「こだまのこだわり」に掲載したものです。

どうも児玉です。良く聞く「継続は力なり」Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏が色紙にサインをする際にも、よく添えていたメッセージの一つだったと記憶しています。
昔、こんな話がありました。ある中学校に、いつも競い合っていた同級生2人がいました。A君とB君にしましょう。背格好も変わらず、学力も同じくらいで、中の下ってところでしょうか。A君とB君は、紛れもなくライバルだった。しかし、一時を境に立場に差が出始める。
それは、A君が学力アップの為に学習塾に通い始めた時です。勿論、学力アップは良いことですし、本人の希望で通うのなら身になる事でしょう。しかし、急に塾に通い始めるなんてのは親の押しつけが多いんです。だいたいタクトを振るのは親・・・この時もそうでした・・・そして、だんだん
A君はサッカーの練習も休みがちになり、学力が上がったかと言えば、ほとんど変わらず・・・時間を費やしているのに結果が伴わないと落ち込む。(親子共々)中1の終わりにはB君に、サッカーも勉強も差をつけられてしまっていたのでした。ライバル関係の崩壊ですね。
何が言いたいのかと言うと、子供の成長期って、誰にでも必ず飛躍的に伸びる時期があると思うんです。タイミングですね。これはゴールデンエイジと通じる話。そしてその時期を見逃さず、その時期に努力していた者。成長を実感できた者に自信が付き、更に能力が開花すると私は考えてます。結局、
A君は学習塾もサッカーも中途半端になってしまった・・・
既出してますが、ウチのクラブには、骨折したり靱帯を損傷したりしても見学や雑用に来る選手がいる。私が、
「家で休んでれば?」
と本気で聞くと、
「来てないと不安になるので・・」
と言う。こんな選手が巧くならない理由が見つからないでしょ?だからコチラも「真剣に向きあわなくちゃ」と思うんですよ。所詮、人と人。心を動かされればね・・・
あれもこれもと出来る子なんて、そうはいません。だからみんな努力する。まさに「継続する意志は力なり」何かに夢中になれない子って、全てに中途半端になりがちだと思う。
以前、知り合いのサッカー選手が飲んでる席で言ってたのを思い出す。
「世界一サッカーが巧くなったら、俺はサッカー選手を辞めると思う」
なぜなら、
「攻略方法を知ってるゲームをして何が楽しいの?」
ですって。酔っ払いの戯言か?なんて聞いてたけど、今となっては、
言い得て妙
答えの分かってる問題集はやらないもんね・・・極めてみようと思う気持ち・・・目標を目指す気持ち・・・そして、そこを目指した意志と力は必ず自信に繋がり、次へ進む活力となる。それを伝えるのが私の使命だと思ってます。考えてないようで色々考えてる児玉でした。
